東平安名崎(ひがしへんなさき)は、宮古島の南東の端にあり、平良市街から約30km、車で40分程度。日本百景のひとつに数えられる景勝地。
コバルトブルーの海に突き出した岬は、長さ約2km、幅約250m、高さ約20m琉球石灰岩の台地状の地形で、国の史跡名勝天然記念物に指定されています。駐車場や灯台へ通じる遊歩道からは、紺碧の美しい海が一望できます。
例年4月の中~下旬、岬一帯に『てっぽうゆり』が咲き乱れます。東平安名崎には数多くの植物が群生しており訪れる人の目を楽しませてくれます。
宮古島を訪れた際は、与那覇前浜、竜宮城展望台などと並んで絶対見逃せない観光スポットです。日の出スポット、星空スポットとしても人気があります。
東平安名崎の観光ポイント!
東平安名崎見晴台
一番初めの写真は、東平安名崎で一番人気の撮影ポイントです。岬の手前で左折し少し道を登ると展望スペースがあります。数台駐車できるスペースもあります。
岬の先端へ行く前に、先ずはここから東平安名崎を一望することをオススメします。旅行雑誌やカレンダー等で見る写真の構図で見ることができます。記念撮影スポットとしてもおすすめです。
平安名崎灯台(へんなさきとうだい)
平安名崎灯台は、東平安名埼の岬の先端にあります。駐車場は岬の途中付近にあるので、岬の先端にある平安名崎灯台までは遊歩道を歩いて10分くらいです。
宮古島の美しい景色を眺めながらのんびり歩いて行きましょう!私が訪れたのは、真夏の天気の良いお昼時だったので汗だくになりました。
平安名崎灯台は、「日本の灯台50選」に選ばれており、その周辺は、「日本の都市公園100選」にも選定されています。
また、トリップアドバイザーの「行ってよかった!日本の展望スポット ランキング 2016」では、堂々の全国16位(2015年は7位)。日本の展望スポットを実際に訪れた旅行者の口コミを元に集計されているのでかなりの高感度ですね。
▼夏の暑い日は、屋根のあるここで休憩しましょう!
▼紺碧の海に白い灯台が映えます。
入場料は200円と格安なので、天気の良い日は、ぜひ登って絶景を堪能してくださいね。
▼109段の階段を登ると、展望台からはこんな絶景が見られます。
平安名崎灯台から真下を見下ろすと結構恐いです。近くにいたカップルの女性は高所恐怖みたいらしくずっとかがみながら歩いてました。風が強い日は、帽子を飛ばされないよう注意してくださいね♪
東平安名埼灯台、平安名埼灯台のどっち?
1967年に琉球政府が建設した当時は、「東平安名埼灯台」という名称でしたが、1972年の本土復帰に伴い、海上保安庁が引き継いだ時に名称を「平安名埼灯台」へ変更したそうです。
灯台で絶景を堪能した後、喉がカラカラになって駐車場まで帰ってくると、そこには、車を改造したジュースなどの販売所が来ていました。
飲み物、カキ氷、フルーツなどメニューも豊富です。マンゴジュースは、濃厚でとても美味しくオススメです。また、マンゴも販売しており、他の店と比べても価格はお手頃だっとように思います。
日の出スポット
東平安名崎の岬の先端は、東西と南側が広大な海に接しており開放感あふれる場所です。日の出スポットとしても人気があり、天気の良い朝には多くの人が訪れます。
下記は、早朝4:30に起きて日の出を見に行った時の写真です。日の出の20分前に到着した時には、既に20人ぐらいの方が日の出を見るために訪れていました。
星空スポット
東平安名埼は、市街地から遠く離れており、市街地からの灯りが届かず真っ暗です。美しい星空が見られる環境がすべて整っており、星空スポットとして人気があります。
▼2018年7月撮影 天の川が肉眼でもはっきりと見えました。
4月に咲く『てっぽうゆり』や200種類以上の植物が群生
東平安名埼の見どころは、灯台だけではありません。
東平安名崎では、てっぽうゆりが群生し、満開の時季には白いじゅうたんを敷き詰めたような美しい景色が広がります。見ごろは、毎年4月中旬から下旬ごろ。
また、潮風の厳しい環境の中にあって、植物地理学上珍しい種類も含め200種類以上の植物が確認されているそうです。
基本情報
- 所在地:〒906-0000 沖縄県宮古島市城辺保良1221−14
- 東平安名崎公園:年中無休
- 駐車場:50台(無料)
- 施設:トイレ、移動販売車(飲み物、軽食)
アクセス
宮古島の最東端にあります。宮古空港から車で約35分ぐらいです。
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