今回は、宮古島の絶景スポットとして人気の高い伊良部島の『三角点』と『イグアナ岩』をご紹介します。
伊良部島の東海岸に位置するこれらの断崖絶壁からは、美しいエメラルドブルーの海と宮古島を一望することができます。
以前は、宮古島の観光情報誌にも掲載されていなかった為、訪れる人はほとんどいませんでした。
現在は、一部の情報誌にも掲載されたり、ツイッターやインスタグラムなどのSNSを中心に「宮古島の素晴らしい絶景スポット」との情報が伝わり、多くの観光客が訪れるようになっています。
三角点、イグアナ岩 共通の注意事項
三角点もイグアナ岩どちらも断崖絶壁の高台に位置しています。
行政等が管理している観光スポットではないので、危険な高所であるにもかかわらず安全柵などは整備されておりません。訪れる際は安全に注意してくださいね。
草木で切って怪我をしないように気を付けよう
車が停められる道路脇の入り口から目的地(断崖絶壁)までは、20mくらいです。
亜熱帯の草木が生い茂る小道を歩きますが、草木で手や足が切れてしまうこともあるので、注意して歩きましょう。
凹凸のある道や岩場で転倒しないように注意
小道の木の根につまずいたり、草で足を滑らせたりしないようにしましょう。
また、絶景ビューポイント付近の地面は岩場で凹凸があります。脚を引っかけて転倒しないように気を付けてくださいね。
断崖絶壁の淵に立つと危険
一番注意したいのは、断崖絶壁の淵に立つことです。
私が訪れた時は、いつも風が強かったので断崖絶壁の淵に立つことはしませんでした。
観光客の中には崖の淵ギリギリに立って写真を撮る観光客もいますが、強風が吹いてバランスを崩すかもしれません。映え写真の為に危険と思われることはしないようにしたいものです。
高所恐怖症の人は、崖に近寄ることはできないかもしれませんが、少し手前からでも絶景は眺めることはできますよ(^^)
三角点
三角点とは
三角点の海抜は約72メートルもあり、20階建ての高層ビルの高さに相当します。
断崖絶壁の正面には、宮古ブルーの美しい海、北側には「ふなうさぎバナタ」(老朽化で取り壊されており現在展望台はありません)、南側には、宮古島の本島を一望することができます。
三角点という名称の由来
一般的に、三角点というのは、下記のように基準点のことです。
三角点(さんかくてん)とは三角測量に用いる際に経度・緯度・標高の基準になる点のことである。標高については別途、水準点も基準となる。
Wikipedia
伊良部島の三角点という名称は、この基準点がある場所だから付けられらんですね。
実際、三角点には基準となる柱石が設置されています。
三角点の行き方・アクセス
宮古島中心部の平良タウンからなら、伊良部大橋を渡って約15km、20分程度で行くことができます。
Google Mapsで「三角点(伊良部島)」検索すれば、三角点の場所が表示されます。伊良部島の外周道路を「白鳥崎」方面へ進み、「白鳥崎」の3キロメートル手前ぐらいです。
駐車場
三角点は、観光スポットとしては整備されておらず駐車場もありません。皆さん道路の路肩に駐車しています。
入口の目印は、道路中央に書かれた『BIKE』
シーズン中は車が道路脇に何台も停車しているので、それが目印になります。
もし、車が1台も駐車していない場合は、道路中央に書かれた『BIKE』という青色の文字を見つけてくださいね。その近くに三角点に通じる小路の入口があります。
BIKEの文字の目印から海岸線までは、すぐ近くです(20mぐらい)。
三角点へ続く小道は、亜熱帯ジャングルのように草木が生い茂っています。
結構歩き辛いですが距離的には20m程度です。足元と頭上の木に注意して頑張って歩きましょう。
三角点の見どころ
ここでは、宮古島随一の絶景スポット『三角点』の見どころを紹介します。
運が良ければウミガメの泳ぐ姿が見られる
宮古島の海では、ウミガメに遭遇することがありますが、このビュースポット(海抜72メートル)からもウミガメの姿が見られることがあります。
私は過去に三角点を4~5回訪れていますが、2回ウミガメを見ています。2回とも断崖絶壁の真下から20~30m沖合の所でした。
視力の良い方なら、ハッキリとウミガメとわかります。視力の悪い方は、双眼鏡や望遠レンズ付きのカメラがあれば確実に見えます。
広大な海のインスタ映えの写真が撮れる
高台から美しい海を眺めるだけでも十分満足できますが、この絶景の写真を撮りましょう。
断崖絶壁の上で海が見渡せる場所は狭く足元も悪いので、大人数で立ち入ることはできません。
撮影できるスペースは、多くても3~4人ぐらいで一杯です。混雑時は譲り合って撮影するようにしましょう。
広角のカメラで撮影すると水平線が弧を描くように映り、『地球が丸い』ことが実感できるような写真が撮影できますよ。
三角点やイグアナ岩で事故のニュースを聞いたことはありませんが、海外の高台にある絶景スポットなどでは転落事故も発生しているようです。
崖の近くには立って近づくのは危険なので注意しましょう。
▼断崖絶壁の北側には「ふなうさぎバナタ」が見える
2020年8月、ふなうさぎバナタは老朽化の為撤去されました。
下記はドローンで上空から撮影した写真です。写真中央から少し右側が三角点になります。
この辺りは断崖絶壁の海岸線が続いているのがわかりますね。写真のずっと奥側には下地島になります。空港下ビーチ(シュノーケリングスポット)、中の島(シュノーケリングスポット)、通り池(観光スポット)、17END(絶景ビーチ)などがあります。
三角点の動画
三角点で2016年に撮影した動画です。断崖絶壁から見渡す伊良部島のコバルトブルーの海をご覧ください。
イグアナ岩
イグアナ岩とは
三角点から北西方向へ750メートルの所にある絶景ビュースポットです。
イグアナ岩という名称は、海岸線から張り出した岩がイグアナの頭(顔)の形に似ていることから名付けられたようです。google mapもイグアナ岩で検索可能です。
写真の岩の所がイグアナの頭にあたります。
イグアアの頭に見えるのは、この写真の場所からではなく、写真の左手前から見る必要があります。残念ながらその写真は撮影しませんでした。
イグアナ岩の行き方
イグアナ岩は、三角点から北西方向へ750メートルの所にあります。車ですぐの距離なので併せて行くのが良いでしょう。
車道からイグアナ岩へ向かう小道の場所の目印は、道路脇の地面に書かれた♡ハートマーク。
実は、三角点の『BIKE』に比べると見つけるのが少し難しいです。
でも、道路脇から続く小道が見えたり、先客の車が止められていたりするので、案外すぐにわかかもしれません。
こちらの小道には、大きな木はなく腰より低い草があるだけなので三角点より歩きやすいです。
でも、草で切ったり、地面の凹凸で転んだりする危険性はあるので注意しましょう!
イグアナ岩の見どころ
沈没船が見られる
2020年夏の時点では、沈没船は2つに分解されていますが、以前着た時には一体物でした。恐らく、台風などの悪天候時に2つに分かれたのでしょう。
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