今回は、来間島の『猫の舌ビーチ』をご紹介します。
来間島の来間港の北側にある天然の美しいビーチ。観光客にはほとんど知られていないので、人が少なくプライベートビーチ感覚でゆっくり楽しめます。
きめの細かい白砂の砂浜と透明度抜群の海がとっても美しいです。
宮古ブルー(エメラルドグリーン)の海を体感したい方は、ぜひ訪れることをおすすめします。
猫の舌ビーチ 名前の由来
なぜ、こんな面白い名前をしているのか?
残念ながら、ネットで検索しても正解はわかりませんでした。
『展望台から上方からビーチを眺めると、突堤付近のビーチ形状が猫の舌のように見えるからと、個人的には思っています。
Google mapでは、『パチャビーチ』となっていますが、宮古島を訪れたことのある方の間では、『猫の舌ビーチ』で通じることが多いです。
もし、ご存じの方がおられたらコメント書き込みお願いします。
猫の舌ビーチの行き方
来間大橋を車で渡る
宮古空港からは、国道390号、県道243号を経由し来間島方面へ。
およそ10km、16分ぐらいかかります。
途中、来間大橋の手前の『まもる君』の立っている交差点から、来間大橋をわたり、2kmぐらいです。
来間大橋のすぐ手前の景観です。
来間大橋を走行中は、左右に絶景の海が見られます。
運転手の方は脇見運転しないように注意してくださいね。
来間大橋を走行中の南側(左手)の風景です。
鮮やかなエメラルドグリーンの海の所々にサンゴ礁が点在しています。沖の方は、白波が立つほど波が高いですね。
来間大橋を渡り来間島に入り一つ目の十字路を右折すると海の方へ下っていきます。
その先が来間港で、ビーチは来間港の左手(北側)です。
google mapでは、パチャビーチと記されています。
来間大橋を歩いて渡る
来間大橋は、全長1,690m。
伊良部大橋(全長3,540m )に比べれば短いですが、池間大橋(全長1,425m)と同様、歩いて渡るのには相当の体力が必要です。
なお、来間島に着いてから猫の舌ビーチまでは、さらに500mぐらいあります。
以前、夏の昼間に、橋の2/3ぐらい歩いて引き返したことはあります。
車で通り過ぎる時とは違って、ゆっくりと美しい景観を楽しむことができますが、帰りは汗びっしょりでヘトヘトになりました。
体力に自信のある方は、気温があまり高くなければ徒歩で渡るのも面白いかもしれません。
駐車場は、来間港入り口の空きスペース
来間港の入口付近に、ちょうど車が停められるスペースがあります(下記写真下部)。
区画された駐車場ではありませんが、先客の車に倣って駐車すれば問題ないと思います。
ちなみに、正面の奥が来間港です。
ビーチの美しさは、宮古島で群を抜いている
宮古島に旅行したことのある方に『宮古島で一番美しいビーチはどこですか?』というアンケートをとったら・・・
おそらく、与那覇前浜ビーチが一番でしょう。
もしかしたら、17ENDという方も多いかもしれませんが・・・。
私もこの2ヶ所のビーチはとっても美しいと思っているのですが、猫の舌ビーチもそれに引けをとらないくらい美しいです。
猫の舌ビーチの見どころ
与那覇前浜にも匹敵する美しい宮古ブルーの海
宮古ブルーという海の色を表現する言葉があります。
宮古島の独特なエメラルドグリーンの海の色を指します。
下記の写真のような色なんです(夏のお昼過ぎに撮影)。海の色が青過ぎて不自然に思われるかもしれませんが、写真の加工は、色温度と明るさ調整だけなんです。
この美しい海を見る条件としては、雲のない晴天の日で、太陽の日差しが順光、且つ高い位置にあることです。
猫の舌ビーチの場合は、11時頃から14時頃がベストの時間帯です。
東側向きのビーチなので、朝の早い時間帯は日差しが逆光となり美しくは見えないので気を付けてください。
きめの細かい白砂の美しいビーチ
与那覇前浜には少し劣りますが、砂浜もきめの細かい白砂で裸足で歩くだけでも気持ちいいです。
下記写真は、2020年夏のお昼時なんですけど、誰も写っていませんね。
そう・・・・まだ、知る人ぞ知る穴場的なビーチなんです。
プライベートビーチ感覚で楽しめるのもいつまで続くかわかりません。
理由は下記で説明しますね。
このようなビーチが好きな方はお早めにどうぞ!!
水の透明度が抜群
海が荒れてさえいなければ、水の透明度は抜群。
コンディションの良い日は、プールの水と変わらないくらい透明度が高い。
そして、太陽を背にして海を眺めれば、エメラルドグリーン(宮古ブルー)の美しい海に感動すること間違いなしです。
駐車場と突堤の間のビーチはお子様向き
駐車場すぐ横のビーチは、突堤と来間港に挟まれているので、突堤の向こう側の砂浜よりも、さらに波は穏やかです。
波打ち際は、水深がとても浅く、小さなお子様でも遊泳や水遊びができます。
潮の流れが滞留しているせいか、突堤の向こう側に比べて浮遊物などがあり透明度が落ちることもあります。
小さなお子様連れ以外の方は、突堤の向こう側のビーチへ行くことをおすすめします。
突堤から来間港の方向をを眺めると、こんな感じです。
とても浅い砂浜なので、波打ち際に近い所では美しい砂紋ができていますね。
(※)砂紋とは、水や空気が流れることによってできる規則的な波状の起伏のことです。
下地島の17ENDで干潮時に見られる砂紋がとっても美しいですよ。
ビーチから与那覇前浜、来間大橋が見渡せる景観
突堤の先端からの宮古島の本島を望む風景です。
正面遠くに与那覇前浜ビーチ、右手に来間大橋が見渡せます。
干潮時は、突堤の先端に少し砂浜が現れます。
突堤から降りて波打ち際辺りを歩きながら美しい景観を眺めたり、写真を撮ったり至福の時間が過ごせますよ。
来間漁港に隣接する砂浜など通称「パチャ」で飲食業など始まる
2020年夏に訪れた時に、来間島港のすご隣の砂浜で飲食店がオープンしていました。
ネットで調べると、
某会社が飲食業、シュノーケリング、カヤックなどを営むとのこと。
これまで、猫の舌ビーチは、プライベートビーチ感覚で楽しめたのですが、
もしかしたら、観光客が増加し、様相が一転してしまうかもしれませんね。
地元の方や観光客にとって、良い方向へ向かえば良いのですが・・・
ビーチの各施設については下記写真を参照ください。
パチャビーチの開発について
来間部落会(大浦邦夫会長)は27日、来間離島振興総合センターで来間漁港に隣接する砂浜など通称「パチャ」と呼ばれる部落有地賃貸借説明会を開いた。
一部住民から反対意見があったが、同部落会は5月26日の臨時総会でアイランドドリーム(平井裕渉社長)との(議案の)賃貸が承認され、その席で島の住民にも参画の機会を与えるべきだという意見を受け公募するなどの手続きを経た上で「最終的には説明会で決定する」としていたとして、同社と契約することを決めた。
仮契約書案の説明で指摘のあった部分については修正し契約する方針だ。
~一部省略~
「土地の海岸で管理棟を設け、安全管理を行うとともに飲食業やシュノーケリング、カヤックなどアクティブティ営業として利用する」
宮古新報ニュースコム 2019/07/28 09時05分配信
猫の舌ビーチの動画
来間大橋を渡って、猫の舌ビーチへ向かう時の車窓と美しいビーチの映像を収録しています。
動画でもソーダ水のような透明度の高い海が見られます。
ご興味のある方はぜひご覧くださいね。
基本情報
【住所】宮古島市下地来間106−25
【駐車場】来間港の道路脇に無料駐車スペースあり
【施設】トイレ、休憩所、自販機、
(※)2020夏訪れた時には、砂浜に飲食店がオープンしていました。
猫の舌ビーチはいかがでしたでしょうか?
プライベートビーチ感覚で楽しめる貴重な場所なので、個人的にはあまり人気化するのも困ります ^^)
施設が充実しているものの人が多いビーチより、静かさやプライベートを重視する方には絶対オススメのビーチです。
来間島には素敵なカフェや雑貨店が点在しています。
レストラン、カフェとして人気の楽園の果実はオススメです。
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